otherとanotherの違いをイメージで整理してみた

この記事は1年以上前に公開されたものです。現在とは内容が異なる場合がありますのでご了承ください。

Ko

こんにちは!英語学習を楽しみながらコツコツ続けている Ko(@lets_eigo)です。

日本語で単に「他の〜」「別の〜」のように訳される otheranother を使った英語の表現。

これらにどういう違いがあって、どう使い分ければいいのか迷ったことはないでしょうか?

今回、anotherthe otherothersthe others という4種類の表現について、それぞれの使い方をイメージを交えて整理してみました。

目次

another

another は「an+other」が合わさった単語と考えられるので、

  • an → 不特定の一つ
  • other → 他のもの(単数)

から「複数あるうちのどれか他の1つ」というニュアンスになります。

上の図で言うと、始めに緑のシャツを見ていて、これもいいけど他にもどれか1つ見たいなあ、という時に another を使うイメージですね。

I like this one, but I’d like to check other shirts. Could you show me another?
これは気に入ってますが、他のシャツも見てみたいんです。どれか別のものを見せてもらえますか?

the other

続いて the other です。

  • the → 特定のもの
  • other → 他のもの(単数)

なので、他の1つが特定のものに決まるケース、つまり「2つあるうちのもう1つ」というニュアンスになります。

例えば、2つある物を「1つは○○、もう1つは△△」のように説明する場面で使うイメージですね。

I have two shirts. One is green and the other is orange.
私は2つシャツを持ってます。一つは緑で、もう一つはオレンジです。

others

others は、特定のものを限定する the がなく、また複数形であることから、「複数あるうちの不特定のいくつか」というニュアンスになります。

上の図の場合、始めに緑のシャツを見ていて、どれか他にもいくつか見たい、といった時に others を使うイメージです。

Actually, I don’t prefer this one. Do you have some others?
実はこれはちょっと好みじゃないんです。他には何かありますか?

the others

the others は、

  • the → 特定のもの
  • other → 他のもの(複数)

ということから、「残りのすべてのもの」というニュアンスになります。

上の図の場合、始めに緑のシャツを見ていて、どれか他にもいくつか見たい、といった時に others を使うイメージです。

The green one is available, but the others seem to be out of stock right now.
この緑のはお求め頂けるのですが、他のものはただいま全て在庫切れのようなんです。

なお、英語には「the +複数形」で特定のグループ、集合体を表す意味合いも持っています。

  • the United States of America → アメリカ合衆国
  • the Smiths → スミス一家

そこからも、the others が「残っているもの全て」というグループを表していることになります。

まとめ

ここまで紹介した another、the other、others、the others は、「不特定のものか?特定のものか?」「単数か?複数か?」という観点で、以下のように分類できます。

不特定のもの特定のもの
単数another
(他のどれか一つ)
the other
(残りのもう一つ)
複数others
(他のいくつか)
the others
(残りのすべて)

イメージやこの表を活用して整理すれば、これらの違いも覚えられそうですね。

I’ll keep reaching for the stars! See you later!

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

これまでの人生で何度も英語学習に挫折してきた人間が、40代で一念発起して英語のやり直しに再チャレンジ!💪
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