こんにちは!英語学習を楽しみながらコツコツ続けている Ko(@lets_eigo)です。
ただいま『英語のハノン』初級の3周目に取り組んでいるところですが、周を重ねる毎にドリルをクリアする時間が短縮され、自分なりに成長を実感している日々です。引き続き頑張ります💪
ところで、英語にはエリジョン(elision)という英音法があります。
英語のハノンでは、エリジョンについて次のように説明がされていました。
同じ子音やよく似た子音が続くとき、普通最初の方の子音が抜け落ちます。この現象を「エリジョン」と呼びます。
『英語のハノン』Unit 0/基礎の確認(品詞/英音法)より
例えば、以下のような文があった場合、
get to の t の音が脱落して「ゲットゥ」のようになる発音のことですね。
このエリジョン、ゆっくり話すと起きない時もあるようですが、ドリルのナチュラルスピード音声だと当たり前に使われています。
ところが、ちょっと例外がありました。
Unit13.7 に不定詞の否定形についてのドリルがあるんですが、その1問目に登場する以下2つの文。
これらの「important to」「not to」の箇所がエリジョンせず、「インポータントゥトゥ」「ノットゥトゥ」のように t の音がはっきり発音されていたんです。
ちなみに同じ話者が話しているこの Unit の別の問題ではちゃんとエリジョンは発生している。
となると、何か特別な条件でエリジョンしない場合がある?それとも、発生しない話し方も比較できるように例としてそう話してるだけ?と、このことが気になってしまいました。
そんな折、私の疑問ツイートに対して著者の横山先生自らフォローのツイートが!
要はエリジョンは必ず起きるものではない、という単純な理由だったようです。
ここからは私の理解ですが、文法のように共通のルールがあるものと違い、エリジョンはあくまでもアメリカ英語の特徴・傾向なので、たまたまその時の話し方や人によっても微妙に異なることがあります。
なので、前述の1問目もたまたまエリジョンが起きない話し方をしていた、というだけに過ぎなかったわけです。
結論だけ見ると、「そりゃそうでしょ」と言われる当たり前レベルの話かもしれませんが、そういうことなんだという確認が取れただけでも学習者目線では大きな収穫です。少なくとも、今後このドリルを練習する度に、発音の違いに気を回す必要が無くなりますので。
もし、同じような疑問を持っている方の参考になることがあれば幸いです。
I’ll keep reaching for the stars! See you later!
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました!