私の『ラジオ英会話』音読練習のやり方(2020〜2022年度版)

この記事は1年以上前に公開されたものです。現在とは内容が異なる場合がありますのでご了承ください。

Ko

こんにちは!英語学習を楽しみながらコツコツ続けている Ko(@lets_eigo)です。

この記事は「ラジオ英会話 Advent Calendar 2022」の16日目です。

みなさんはラジオ英会話の音読練習をどのようにしてますか?

私が2020年4月に「ラジオ英会話」を聞き始めてから2年半余り経ちますが、その間、音読練習の仕方も試行錯誤しながら少しずつ変わってきました

今回は、これまで私がやってきた学習方法を紹介してみたいと思います。

目次

4技能トレーニング期(2020年度)

ラジオ英会話を聞き始めた2020年度、テキストには川原正敏先生という方が書かれていた「英語学習のエッセンス」という連載がありまして、そこで紹介されていた「追いかけっこ式4技能トレーニング」に興味を惹かれて学習に取り入れていました。

どういうものか簡単に説明すると、語学に必要な4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の学習を、日を変えて順番にこなしていくという手法です。

例えば、以下のように学習するイメージです。

  • 1日目:レッスンを耳だけを頼りにリスニングする。(リスニング)
  • 2日目:テキストを見てレッスン内容を精読する。(リーディング)
  • 3日目:レッスン内容の音読練習をする。(スピーキング)
  • 4日目:和訳から英文のライティングをする。(ライティング)

実際にはそこまで厳密に学習内容は分けず、テキスト見ながら番組を聞いたり、精読しながら音読したりするちゃんぽん状態だったんですが、何となく「今日はスピーキングに力を入れよう」くらいの意識で取り組んでたように思います。

このやり方の良い点は、少なくとも1レッスンにつき4日は学習することになるので復習する習慣が自然にできること。

特に記憶するのが苦手な私みたいな人間は、1回レッスンを聞いただけで覚えられることなどたかが知れてまして、繰り返し学習することでより記憶が定着する効果を実感できたように思います。

当時、テキストのカレンダーにはその日主にやった内容の頭文字(リスニングなら Listening の「L」)を付けてました。

当時はこうして「L」「R」「S」「W」の頭文字を付けていました。

100回音読チャレンジ期(2021年度)

2021年度からは心機一転「100回音読」にチャレンジし始めました。

番組講師の大西泰斗先生が事ある毎に音読の大切さを説いておられたり、Twitte 上のリスナーさんで100回音読を続けている方がいる様子をお見かけしていて、新年度を機に自分も頑張ってみよう!と思い立ったのでした。

レッスンの全内容を100回音読するのはボリューム的に厳しいので、音読する対象はダイアログが中心。

始めは一度に何十回も音読してみましたが、想像以上にハードだったのでそれはすぐやめ、1日10〜20回を日を分けてこなすような形に変わっていきました。

また、始めた頃は100回到達することを目標にしていましたが、やってみると自分にはなかなか難しく、次第に可能な限り数をこなそうというスタイルになっていきました。

自分でこの大変さを経験しているので、いつも100回音読を続けられている方を見ると心から尊敬します…。

暗唱練習期(2022年度)

2022年度が始まった辺りから、またやり方を少しモデルチェンジしました。

これまでやっていた100回音読スタイル(100回はしていませんが😅)は、口ならしという点ではとても良かったのですが、内容を覚えるという点で改善の余地を感じたからです。

自分は集中力が続きづらく、単調な作業をしているとぼんやりしてくる・眠くなってくるという課題を抱えています。

そのせいか、同じダイアログの音読を何回も繰り返していると、途中で頭が考えることをやめて単に口が音を発している状態になる傾向がありました。

そういった時って、こんなに沢山音読した割にはあまり内容が頭に入ってない、という悲しい状態になるのがなかなかつらかったり…。

何かこれを改善したいなあ、と思って新たに始めたのが暗唱することに比重をおいた音読練習です。

例えば、最近はざっくりこんな感じで学習をしています。

  • レッスン当日
    • その日の放送を聞く。
    • 放送を聞き終わった後、ダイアログの精読をする。
      • よく分からなかった単語・フレーズを調べたり、意味・内容が分からないところが無いようにする。
    • ダイアログを数回程度音読する。
      • 始めの1、2回は発音も意識しながらよく聞いて、それ以降はシャドーイングに切り替えることが多いです。
    • ダイアログを暗唱する。
      • 忘れたらすぐテキストを見直していいので、1つ目の台詞、2つ目の台詞…と徐々に覚えていき、全部言えたらOK。
  • レッスン翌日以降
    • 始めはダイアログを忘れてるので、内容を思い出しながら1、2回シャドーイングする。
    • 思い出したら、ダイアログの暗唱を数回する。

以前はなかなかダイアログを暗唱するまで覚えられなかったんですが、こういった練習を繰り返すことで、数日練習したダイアログは暗唱でもだいぶ言えるようになってきました。(その後、練習をやめてしまうとまた忘れるので、以降の復習をどうするかはまた新たな課題😅)

ちなみにこの暗唱練習をする際に、気を付けている点が2つあります。

1つは、登場人物になりきって気持ちを込めて話すこと

単に覚えた英文を思い起こしながら暗唱するのではなく、自分が会話の登場人物で実際に会話しているつもりになって、そういう台詞を言いたくて言ってるようなイメージで話すように気を付けています。

気持ちを込めれば込めるほど、ろーざさんみたいに抑揚の効いた表現力豊かな英語に近付けて話せますし、前述のように単純作業で頭がぼーっとしてくるような事もありません。

もう1つは、完璧を求め過ぎないことです。

例えば、実際のダイアログには無いけど、会話の流れで頭に「By the way, 〜」「Actually, 〜」とか言いたくなることがあるんですが、そういう時は気持ちのままそういう台詞もアドリブで加えて話します

また、台詞を忘れてしまった時に話す内容が分かっているようであれば、自分で考えた英文でその後を続けたり

ダイアログを完璧に再現するというより、暗唱で自然な会話ができることを優先している、というイメージです。

暗唱した日付を記入するスタイル

大西先生の言う「音読・暗唱」とは?

ところで、ラジオ英会話の番組やテキストにて大西先生は「音読・暗唱をしましょう」と口を酸っぱくして言われます。

音読や暗唱の大事さは知りつつも、実のところ、私は聞き始めた頃からこの「音読・暗唱」を具体的にどういう練習をすればいいのかよく分かりませんでした。また、今でもはっきり分かっていません。

一口に音読といっても、シャドーイング、オーバーラッピング、自分の声だけで音読…など方法は様々ですし、「100回音読」にしても連続でするものか、何度かに分けてやるものか、100回に何か意味があるのか…などはっきり分からないことが色々とあったからです。

でもこれまで学習を続けてきて、「音読・暗唱」には多くの手法があるし、どういうやり方が合うかも人によって違うので、色々と試しながら自分の学習方法を改善していくことが大事なのではと感じています。

今やっている学習方法がベストだとは全く思っていないので、これからもより自分に合った「音読・暗唱」方法を見つけられるよう、改善を続けていきたいなと思っています。

もし、みなさんがオススメする練習方法やアドバイスなどありましたら、ぜひ教えてください!

I’ll keep on improving how to learn English!

I’ll keep reaching for the stars! See you later!

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

これまでの人生で何度も英語学習に挫折してきた人間が、40代で一念発起して英語のやり直しに再チャレンジ!💪
英語を学びながら覚えたこと、役に立ったこと、楽しんでいること、などの英語学習記録を発信しています😄

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